田底芋掘り体験レポート

 令和4年11月20日、田底校区の山城ゲートボール場上の畑で芋掘り体験が開催されました。参加した人の中には田底出身者だけでなく、蔦谷さん、高校生、家族連れ、大学生など全員合わせて約200名ぐらいの規模で芋掘りが行われました。

 田底芋プロジェクトでは、田底でとれた芋を使った焼酎を販売しています。田底芋プロジェクトの方々が育ててくださった芋を収穫する時がついに来ました!!この日は天気も良くて、11月下旬にしては暑かったです。

 まず初めに、黒いマルチをとる作業を行いました。畝の左右にマルチがしっかりと埋まっていました。前日の雨で土が少し湿っていてキレイにとるのが難しかったです。

スコップで掘りながらマルチをはがす作業は結構大変でした。地元の方々は手際が良くスピードが早かったです。今年で3回目ということもあって慣れを感じました。

 畑から黒いマルチを取り終えたら、トラクターで芋を掘り起こします。

 地元の農家さんが操縦するトラクターは生で見ると迫力がありました。もし、トラクターがなかったら1日がかりになりそうです。そう考えると、トラクターがなかった昔の農業はかなり大変ですね。偉大なトラクター様と農家の方に感謝です。

 この作業を約1時間ぐらいで終えて、ようやく念願の芋掘りです!!個人的には小学校以来で非常に楽しみでした!!始まると、収穫 収穫 収穫。もう思い残すことがないと思うまで芋を掘りました。芋の形で面白いものがあったのでいくつか紹介します。

大量の芋

 まっすぐ伸びた芋もあれば…

ちょっとまがった芋も。

 収穫した芋はコンテナに集めて、つるの部分をカットします。

トラックいっぱいに芋が収穫できました!!

 ここまでの作業は無事12時ぐらいで終わりました。次の日にあさぎり町に酒造さんに持っていく予定になるそうです。半年間ぐらい寝かせる必要があるので、今年とれた芋を使った焼酎を飲むには、来年になるみたいです。楽しみに待ちましょう!!

 芋掘り体験を終えて、皆さんのご協力あって芋焼酎があることを実感しました。焼酎が飲めない人や子供たちも全員で作るからこそ意味があると感じました。完成した焼酎を早く飲んでみたいですね。子供たちも大人になって飲む焼酎があると、楽しみが

 1時から畑の下の居酒屋さんの中庭で祝賀会がありました。そこで余った芋を焼き芋にして食べたり、BBQで参加者とお話をしてとても楽しかったです。田底の人口は減っていても、地元愛や焼酎の熱量はどこの地域にも負けないような活気がありました。また、参加者の中にも今まで気づけなかった、出会いやつながりが実際に話してみることでわかることもあって面白かったです。このようなイベントを続けていくうちに田底が活気あふれる良い地域になればいいなと思います。